総合ディスクロージャー&IR研究所

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調査研究報告Research

研究員コラム

片桐研究室長

研究員コラム「コロナショックが日本企業にもたらすもの」を発行しました

新型コロナウイルス感染症の打撃

 桜が満開になったかと思えば、ピンク色の花弁の上に真っ白な雪が降り積もった東京の週末。小池百合子東京都知事から外出自粛要請があったこの週末、例年、花見客で溢れるはずの公園は静かな春を迎えることになった。しかし感染拡大に歯止めが効かず、ロックダウン(都市封鎖)も現実味を帯びつつある。第一生命経済研究所が3月30日に発表した経済分析レポートによると、東京都でロックダウンが行われた場合、1カ月で実質GDP(国内総生産)が5兆1,000億円減少するとの試算を公表した。さらに、封鎖の対象が埼玉、千葉、神奈川の3県も含まれた場合、減少額は8兆9,000億円に達するという。また、帝国データバンクが3月27日に公表した情報によると、上場企業で新型コロナウイルスの影響も含めて業績予想を下方修正した企業は100社を超えており、売上高下方修正額の累計金額は約7,684億円だという。特に旅行業者やホテル業者の発表が多かったようだが、今後感染拡大防止の影響が長期化するにつれ、多様な業種に波及することが推察される。自社のあらゆるリスクを想定し、BCP(事業継続計画)を構築しているはずの企業も、さすがに・・・・・

    

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