総合ディスクロージャー&IR研究所

宝印刷株式会社

調査研究報告Research

研究員コラム

小谷主席研究員

研究員コラム「紛争鉱物に学ぶESG問題の本質と過度な資本市場規制への警鐘」   - ドッド・フランク法第1502条でコンゴ問題は改善したか - を発行しました。

欧州によるサステナブル・ファイナンスの動き

 本コラムで何度も取り上げたように、現在グローバルに出現する異常気象による災害を見ると科学的根拠を具体的に示さなくとも何らかの手を下さないといけないと誰もが感じるのは自然な感情であろう。そうは言っても、目先のリターンを求める企業を放っておくと誰もがお題目の如く「気候変動への対応は必要だ」というのみで改善しないことから、資金供給という観点から規制を行っていこうというものがサステナブル・ファイナンスである。欧州委員会が2016 年 12 月にサステナブル・ファイナンスについてのハイレベル専門家グループ(HLEG: High Level Expert Group )を立ち上げ、2018年3月の「Action Plan: Financing Sustainable Growth 」を起点にサステナブル・ファイナンスの議論は加速度的に進んでいるように見える。このように大規模な資本動員のため、何が「持続可能」であるかの技術的に堅牢な分類システム導入を試みることになった。これがEUタクソノミである。

(続きは下記より本文をご覧ください。)

    

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